さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

2月23日 SNOW WARSと無くしたアボカド

学生連盟主催 ガチンコ雪合戦大会
SNOW WARS

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仲良しのみんなと一緒に出ることにしました。

1チーム5人までということなので2チームに分かれたら、なんと初戦で当たるという幸運。(不運?)

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けっこうしっかりしたルールがあります。

よーするに、
・相手陣地にある旗をとったら勝ち
・当てられたらアウトだが、頭の場合はノーカウント

というかんじ。

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レッドブルがスポンサーについているようで、背中にでっかい缶のオブジェをのっけたレッドブルカーが何台か来ていました。

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試合が始まる前に雪玉を用意しなくてはいけません。とても大変でした。

この日の気温は最高-9℃、最低-23℃。

当然ですが、雪はサラッサラで形になんてなりません。

じゃあどうするかといえば・・・体温を使うほかなかったのです。いやいやガチ勢すげーなとか言ってる場合じゃなく、我々もそうしないと武器が作れません。

手袋を外して、素手で雪玉を握る。すぐに手は痛くなるどころか感覚が消えます。2,3個作ればもう指先が動かないので火のところで温める。しばらくして感覚が戻ってきたらまた雪を握る。その繰り返しです。

ちなみに二晩明けてブログを書いている今も、右手の小指と左手の一部がヒリヒリやけどをしたように痛みます。しもやけはあれど、凍傷になったのは初めて。いい経験です。

 

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私は陣地の後ろに残って旗を守る係だったので、最後まで生き残りまして

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雪玉を切らした相手陣地から、旗をかっさらうことができました。超いいとこ取り。

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1試合は3セット。2:1で勝利することができました。

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次の試合では、引き分けからのサドンデスの末に惜敗してしまいましたが、とーってもおもしろかったです。何度も雪を握った素手はもうとっくに感覚をなくしていましたが、その価値があると思えるほどわくわくしました。こういう戦う系、やっぱり好きです。

 

試合の様子。

軽快な音楽がかかっています。

ホームパーティーといい料理するときといいスポーツするときといい、彼らはBGMをかけていないと死ぬ病気なんだろうか。・・・最初は冷ややかに見ていた私ですが、最近はたしかに盛り上がるよなぁと一緒に楽しめるようになりました。

チョエン、写真と動画をありがとう。

 

そんなわけで、人生初の雪合戦は最高の思い出になりました。

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願わくは次は、べた雪でなおかつ地面が固く凍っていない日にやりたいものですな!

 

あ、そうそう。

学生新聞のカメラマンのおじさんが写真撮ってくれたんです。せっかくなので、旗と同じポーズしました。

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チームDINNERS、サバイバルさんとイボンヌちゃんとルーカスありがとう。

 

 

3月6日追記:

学生新聞のウェブサイトに載ったみたいです!ハッピー!

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うってかわって夜は、劇団のキックオフパーティーです。

料理は持ち寄りです。リクエストに答えてお寿司を作ることにしました。

といってもお刺身も海苔も激高なので、ネタはサーモンとアボカド(トロ)の握り寿司です。

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昨日のうちからご飯を炊いて、にぎにぎしておきました。ぜんぶで66巻。これなら私も思う存分食べられるかなと思って。

アボカドは変色してしまうので、切らずに2個まるごとリュックに入れました。

 

そして会場の家に向かう道中。

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バス停はウチから大学を通り抜けた反対側、徒歩7分の距離です。つまり私は、大学のどこかにアボカドを落としてきたことになります。

仕方がないので、とりあえずサーモンずしだけ作りました。

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上のメモには「茶色いのは、しょうゆの色だよ!漬けサーモンだからだよ!新鮮だから安心してね!」と書いてあります。

今日はSNOW WARSがあって調理する時間がないだろうと、昨夜お醤油とみりんに漬けておきました。(料理音痴がだいぶ進化したと思いませんかみなさん)

 

 

他にもシチューやオレンジケーキ、オリーブとチーズの盛り合わせなどいろんな料理があっておいしかったです。

お寿司は大好評でした。

ここでの日本語や日本料理の人気には、つくづく驚くものがあります。「日本語ちょっと勉強してるんだ」とか「東京?行ったことある!」っていう人がけっこうたくさんいます。日本だとスウェーデンの言語や文化ってそこそこマイナーだと思うので、なんだか申し訳ないような気分になったり。

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なんか今日は上手いこと英語が聞き取れなくて会話についていくのが大変だったんですが、それでも楽しかった!私が知らない単語に「???」という顔をしていると、誰かしらがコソコソっと教えてくれる。みなさんとっても優しいです。

 

 

帰り道。

こちらのバス停の多くは、屋根があって、2方向の壁はガラス張りになっています。

で、雪が降るとそのガラスに凍りつくのです。ひとつひとつがちゃんと結晶の形をしています。透明な花吹雪の時間をぴたっと氷漬けにして止めたみたいで、とっても綺麗なのです。

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そんなわけで今日はものすごく良い一日でした。