さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

3月26日 教育実習:三日目

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バス停についてスマホを見るまでは普通にマフラーと手袋なしで歩けていた不思議。

 

 

さて、この学校では休み時間は外で遊ばなければいけないというルールがあるそうです。

日本の小学校でもそういうところをちょくちょく耳にします。私は昼休みは図書室にこもりたい派だったので嫌でしたが。

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じゃあ本を読みたい子はどうするんだろう?と思ったら、授業中に読書の時間があるからそこで読むのだそうです。あとは、休み時間が終わってから先生が来るまでのちょっとした時間や自習が終わったときなど、読書するタイミングがいくつかあるんだとか。

ちなみに、図書館もものすごく小さくて…というか、廊下の少し広くなったところに本棚と机椅子いくつかを置いただけで、もはやただの「読書スペース」。

最初、読書キャンペーンか何かかと思っていたのですが、校内で本が置いてあるのはそこしかないそうです。「だからみんな、町の図書館に行くんだよ」と口々に子どもたちが話してくれました。

全クラスにパソコン完備もいいけれど、もう少し学校の図書を充実させてもいいんじゃない?と思ってしまうアナログな私です。

 

一時間目は、社会の授業。

といっても中身は、日本でいう「道徳」の授業に近いです。

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これについての考察はまた別ページで。

 

 

二時間目の算数は、ITを活用した授業で評判の先生。

大きな数の繰り下がりの授業で、お金の両替を使って説明しています。この方法は日本と同じ。

タッチスクリーンで子どもが自分の指でお札や硬貨を動かして、先生がそれを説明していました。本物をドキュメントカメラで動かすよりも簡単で見やすい。何より、とっても楽しそうです(私もあれすごく触りたい)。

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先生が私たち実習生も理解できるように、ときどき英語を交えてくれます。

「さて、この4人の人たちにお金を分けます。これはスウェーデン国王、これはポップ歌手、さぁこの人は誰だろう?」

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写真のなかに安倍晋三首相が出てきて驚きました。

そして小学4年の子たちがその名前と職業を知っていることにもっと驚きました。

私、スウェーデンに国王がいることすらつい最近まで知らなかったというのに…

 

おまけ、筆算今昔

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80年代以前のスウェーデンでは、私の知るやり方と同じやり方を学校で教えていたそうです。

 

 

三時間目、体育。

今日も前回同様、インナバンディー(北欧で盛んな室内版アイスホッケー)です。

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おもしろいなーと思ってついついメモった、インナバンディ用練習サーキット。

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一人一つボールと棒を持って、コントロールを鍛えていました。

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今日の報告おしまい。