１月２５日 オーディション

バディープログラムの開幕式のときにも宣伝に来ていた、ウメオの劇団？のチラシ

97分間の演劇をやる６人を募集するオーディションのとのこと。
なんでも、芝居の経験もスウェーデン語もいらないらしいのです。

友達と行ってみることにしました。やったことないし。日本じゃまずやらなさそうだし。おもしろそうだし。（あと「スウェーデンで劇団のオーディション受けたことあるよ？」ってなんかカッコよくないですか）。

その会場に向かう道中、友達の友達の台湾人の子と友達になりました。

学芸大にいたときも友達から「英語に抑揚がありすぎてディズニー映画みたい」とは言われて（バカにされて？）いましたが、まだ直っていないとは・・・。

まいっか！ディズニー映画好きだし！

ということで、生まれて初めてのオーディション！
緊張はしないけどめっちゃわくわくします。

TONITE？トニテって何だろう・・・ってずっと気になっていたんですけど、単なるTONIGHTのミススペルらしいです。

１分ほどの分量の台本をもらって、ひとりずつホールに入れられて演技をします。おおーテレビとかで見るやつだ―！と興奮しました。

その台本も本番の脚本も英語で書かれていて、中身はコメディードラマのようです。ウィットに富んだジョークなどがいっぱいのようなのですが、文化の違いなのか、いまいちどこが笑いどころかわからないんですよね。

例えば、”ヘイヘイ、それじゃまるで、僕が brönballの試合で残った最後の１人みたいじゃないか！”というセリフがありました。
”brönball”が何なのかもわからないし（後から検索してもやっぱりわからなかった）、その前からの文脈を見てもさっぱり意味が掴めません。どうやらここがボケらしいというのは、実際に審査員の前で演技しているときに他の役がケタケタ大ウケしているのを見て知りました。

第二段階は、インプロ。
審査員席の後ろから緑色の恐竜が取り出されました。抱きかかえるくらいの大きさのぬいぐるみ。
「30秒あげるから、そのあと１分間この恐竜くんと一緒に僕達を笑わせて」との無茶振りでした。

ふふふ、得意分野です。こういう瞬間妄想系。一切経験のない演技をするよりも、脳内お花畑なら毎日してますから！

そんなわけで、オーディション見てみるのとても興味深かったです。結果は次の火曜日だと言っていたけれど、なんだかそれまでに忘れそうです。

その後、夕食の会残留メンバー＋さっきの台湾の子＋香港ガール３人で、第二期「夕ごはんを一緒に食べて食費を浮かす会」をしました。

第一回は、私の思いつきで煮込みうどんを作りました。

２つのお鍋に分けて作ったんですけど、麺を入れすぎて最終的につゆがなくなってしまいました。みんなごめんよ。
でも味はおいしかったです。

"Watch out!"の訳として「注意して！」を覚えたらしいです。「気をつけて」のほうが一般的だよ、と話しました。

外国語を勉強するときにむずかしいところだよなぁ、とよく思います。

日本語→英語でいえば、"My name is Yukana"より”I'm Yukana", "Just call me Yukana!"とかのほうがよく使うこととか？
帰国子女の子や英語の先生から聞いてはいたけれど、その情報だけ知っていても、毎回意識的にその言い方を選択しないといけません。

とくに何も考えないと、日本語からの直訳や母語の言い回しに近い方になっちゃうんですよね、どうしても。

「この言い方のほうがよく聞く」「こっちの表現のほうがよく使うらしい」とか実感して自然とそちらの言い方を選ぶようになるには、実際に使われているところの中で何度も何度も耳にするしかないんだと思います。

みんなでゆったり勉強しながら、がんばっていきたいと思います。

あ、そうそう、帰り道。

髪の毛が凍って白くなっていました。

写真じゃただ光っているだけに見えてしまうんですが、先っぽだけ白髪になってたらしいです。