9月2日 パブより肉じゃが
今日はバディープログラムのTeam Building Dayでした。
グループ対抗ミニゲーム大会のようなことをしました。
おもしろかったのが、スウェーデンならではの薪投げゲーム。
Kubb(クッブ)というそうです。
<ルール>
・2チームそれぞれ足元に薪(クッブ)を5本ずつ立てる。
・順番にバトンを投げ、相手チームのクッブを倒す。ちゃんと棒を握っての下投げしかダメ(投げ方やたら厳しい)
・5本ぜんぶ倒したら、両チームの真ん中にあるキング(↓)に挑戦できる。
・ただし、5本倒しきる前にキングを倒してしまったら負け。
私はこの手の競技がとくに苦手なので応援役に徹していましたが、短時間でもすごく白熱して見ているだけで楽しかったです。
待ち時間に暇すぎて作った、松ぼ くり子ちゃん。
周りで見ていた知らない人たちが、「英語では、pine cornって言うんだよ」「スウェーデン語では、kotteだよ」と口々に教えてくれました。お礼に花の指輪をあげました。
せっかくいっぱい話しかけてきてくれたのに、今日はどうにも頭が日本語の日で、なかなか言いたいことが伝えられませんでした・・・。悔しい。
大学に入ってから常々思っていますが、ときどき「日本語の日」が起こります。
うまく英語にスイッチできない日です。どんなにたくさん英語を聞いてもつるつる入ってこないし、思考も日本語になっていて言いたいことを翻訳してから口に出してしまう日。発生条件は謎です。
さてさてそのあと。
プログラムでは、夜9時~「今年度最初のインターナショナル パブ!」
町の中心にあるいちばん豪華で有名なお店、ウメオのなかでいちばんスゲエ場所だよ、入場も無料だよとバディーの人たちからたいへん勧められたのですが。(先日写真で撮った、中心広場の時計塔の中のパブらしい↓)
しっかし、もうクラブもパブも慣れる努力をするのに疲れた私は、どうにも行く気が起きず。
さて暇だなと思っていると、最近よく一緒にいる仲間も行かないと言うので、急遽ウチで肉じゃがパーティーをすることにしました。
買い出しのみんなを待つ30分。大急ぎで海外版肉じゃがのレシピを描きました。
この並び、日本人だから理解できるのかな。
「加熱したら、オレンジの玉ねぎと一緒になるよ!」という友人の言葉を信じ(茶色じゃなくてオレンジって言うんだー、と驚きながら)、そのまま使うことにしました。
狭いキッチンでぎゅうぎゅうしながら夕食作り。
永久保存するつもりだった、日本から持参したお米も開封しました。
ちまちまひとりで食べるよりも、一度きりだとしたってみんなで食べたほうが数倍おいしいにきまってますからね。
その間、何故かリンゴと洋梨をナイフで切りはじめるフランス人。
ところで、なんかもうブログでの呼び分け&描き分けが面倒くさいので、自分のためのメモ。
(ちなみに、何故かうちのバディーグループには30人のなかに3人も日本人が固まっています。なかなか大学でもウメオの町でも、ほんとになかなか日本人見ないのに・・・)
そんなわけで、肉じゃが完成!
おかあさんおばあちゃん!私できたよ!
白ごはんって、やっぱりすばらしいです。炊いてくれたふたり、ありがとうございます。
料理の苦手な私ですが、みんなに大好評でよかったです。
そして、デザートはくれめんが大きなオーブンで焼いてくれた、
林檎と洋梨のタルト!
これまたほっぺたが落っこちるほどおいしい。
Tarte pomme et poire(仏)と言うそうです。作るのに時間がかかるので、本来はクリスマスなど特別なときに食べるのだそうです。
(えむさん、写真いっぱい使わせてもらってごめんなさい!こんなに上手に私撮れなかったんです!)
その後、寮の規則で静かにしなくてはいけない夜11時ぎりぎりまで、人狼ゲームで盛り上がりました。
部屋を暗くしたときに、怖がる対象が文化圏で少しずつ違うのは興味深いです。
日本 → 幽霊・妖怪
フランス → ゾンビ
香港 → キョンシー (湖に行ったときはカッパ?的な精霊も怖がってた)
ドイツの子が今回いなくて残念。
もうずーっと言ってるんです。エンドレスです。
「ナマタマゴ」のリズムが心地いいらしいです。
その他もいくつか彼らのお気に入りの日本語があって「書いたものがほしい」「読めなくても文字があると覚えられる」とのことで、こんなメモをプレゼント。
いちばん下のやつだけ、使用頻度が低すぎやしませんか。
私もフランス語で気に入ったやつがあったので、メモっておきました。
なんか似てるんですよ、「らぐらすぷり」と「かきごおり」って。
「処刑」・・・使用頻度の問題とかじゃなく、さすがにメモには書かないでおきました。
今日も、にやにやしながら眠れる夜です。しあわせ!