12月17日 散歩記録:雪山美術館
すっと晴れた日曜日。
窓からは、きいろい太陽の光。
「射しこむ」や「陽射し」と言うには、射るような光じゃないんですよね。写真に上手く写らないけれど。
夕焼けでも、朝焼けでもありません。
午前10時半、だいたいいちばん高くのぼった太陽です。
正確には11時半が最高点らしいのですが、どっちにしろ低いことに変わりはありません。
今年の冬至は12月22日とのこと。つまり今は、いちばん太陽を見られない時期です。おそらく私の一生でも、一日のなかでこれだけ昼間が短い日々を過ごすことはもうないのではないでしょうか。
外は-13℃ですが、散歩に出かけることにしました。
「ー10℃を下回ると、雪の輝き方が変わるんだよ。部屋の中から外を見れば、だいたいの気温がわかるようになる」と以前スウェーデン人の友人が言っていて。
えーほんとにー?と思っていたけれど、最近わかるようになりました。
たしかに、特別寒い日は、道端や屋根の雪の粒が、ちらちらきらきら反射して、いつもより数倍輝くんです。これもまた写真では写らないけれど。
目指すは、20分歩いた先の森。夏も冬もとっても良いところなのです。
あとは見つけていいなあと思ったものの写真をぺたぺた貼ります。
すっかり木の雪が溶けてしまっていて、少し残念。
降りたては、もっと枝一本一本が白くなるんです。
森のなかで見つけた、私の好きな雪の積もり方集
題名:犬
題名:お辞儀で固定
題名:マフラー
題名:だいふくアタマ
美術館みたいで楽しいです。
森のなかの小さな丘をてくてくさくさく
歌いたくなる澄んだ空です。
ときどき道を通るスキーの人たちがいなければ、間違いなく歌ってた。
太陽が元気じゃなくても、毎日ほとんど暗くても、やっぱり空はいいものです。
そんなわけで、今日もいい散歩です。
おまけ
このあいだ、友達が作っていたクッキー
すごく上手にできていておいしかったので、レシピを教えてもらいました。
ちゃんと教えてもらったとおりの分量でやったのに、できあがったのは
穴だらけな、ポテチのなり損ないでした。
なぜだ。
お料理上手の道はまだ遠そうです。