さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

1月7日 帰ります

短い一時帰国も終わり、またスウェーデンに帰ります。

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最終的に帰るべきところ、帰るべき人は日本にあるんだから、スウェーデンには、「行きます」と言ったほうがいいのかなあ、とときどき考えます。

でもまだウメオに、私を待っているたくさんやることがあって、会いたい人たちがいるんです。その人たちも、たとえ来年の夏から会えなくなるんだとしても、私にとっては帰る人のひとりなんです。

だから、やりたいことをやりに、会いたい人に会いに、(あと到着翌日の期末テストとかやらなくちゃいけないことをこなしに)、帰ります。で合ってるんだと思います。

 

 

 

朝早くに家を出まして。

新幹線の駅までは両親が送ってくれました。

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帰国してから毎晩のように私の布団にもぐりこんできた妹は、見送りにはついてきませんでした。早朝すぎてまだぐーぐー夢の中でした。 

そんな妹の寝顔を思い出しながら、新幹線に揺られる午前7時。

 

 

1週間、家族や友達に囲まれて、ぬくぬくほかほかに過ごしました。毎日すっごく楽しかったです。

だから、たかだかあと5ヶ月とはいえ、またバイバイするのはやっぱり寂しいだろうな、と思いきや、そうでもなかった。

 

不思議なほど、晴れやか?穏やか?なんていうんでしょう。たしかにちょっとさびしいけど、それよりももっと明るくてしっかりした芯のようなものを感じます。自信や安心みたいな。

体の力をぜんぶ抜いたときに、涙がこぼれるんじゃなくて、どちらかといえば、ニヘッっと笑ってしまう気がするんです。

 

なんだろうな!よくわかんないな!じゃあ気のせいかな!と思っていたんですが・・・。

スウェーデンの別のところに留学している大学の先輩もブログを書いているんですが、先輩も年末に家族と再会してきたそうで。
その記事を読んでいたら、「おお、これ近い!もしやこれか!」というものを見つけました。

 

「特別!」というようなことがあったわけではないのですが、二人といると、「ああ、私の育ってきたところだな」という実感が、頭よりも先に行動に現れます。

(中略)

どうしようもないあたたかさに包まれます。あなたはあなたの道を行きなさい、全て受け入れるよ、といったあたたかさ。これは家族だからなのか、個人の性格によるのか、それとも僕の感じ方の問題なのかわかりませんが、静かに、やさしい心持になります。

家族が来たよ、のひとりごと - 南国から東京、そして北欧へ

 

的はずれな杞憂ばかりの天然ボケキャラな母も、基本的に何を考えているのかよくわからない父も。

私のことを今までずっと見てきてくれている、だから私がどこに行っても、心配しながら信頼してくれてるんじゃないかな、ってなんとなく感じるのです。言葉で聞いたことはないけれど。

ここにいるからね、いつでも帰っておいで、でもたぶんゆかななら大丈夫だよ、大丈夫じゃなくて帰ってきてもそれはそれでいいんだよ大丈夫、って言われているような。ちがうかな。ちがうかも。ちがってもまぁ勝手に私は安心しているからいっか!

 

そんなわけで、また5ヶ月がんばります。

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