さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

4月21日 ハウスボーイ?

授業準備。

前回と同じく、小学4年生の英語です。

今回は、ミニゲームではなく教科書の内容を扱うことにしました。

 

これがその英語の教科書。ぴったり対応したワークブックがついています。

教科書は学校ごと選定するそうです。

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で、このページを扱うんだけど、ものすごくすごーく気になるところが。

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本文の最終行に注目。

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ハウスボーイ?

キッチンで寝ている?

 

自分たちとそんなに歳の変わらない少年が、住み込みで家事をしていながらキッチンで寝ている。

私だったら、けっこうショック受けるだろうなあ。

 

これは、どういう扱い方として出てきているんでしょう?

あくまでインドに古くからある文化として事実を淡々と紹介しているだけなのか。それともディスカッションを喚起するだとか、何か深い意図があって?

 

ワークブックでも教科書でもとくに触れられていなかったので、今回の授業ではスルーすることにしましたが。

うーん。溶けのこる。

 

ちなみに、この本文の語り手の男の子は、教科書内でちょくちょく登場するキャラクターで、インド人でインド英語を話すという設定です。

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この教科書でいいなと思うのは、アメリカ英語やイギリス英語だけが「お手本」とされているわけではないこと。世界各地で話されているさまざまな英語が紹介されます。

 

 

 

おまけ

 

教科書の最後のとこについている単語のコーナー

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やたら鳥の言い方だけ細かくのっている。すき。