4月19日 絵描きな日々
私が描いたポスターがついに印刷されて、今日から大学や町の中に貼り出されることになりました。
すっかりデジタライズされて、きれいになりました。
嫌だと言ったのに味が出るからと言われ慣れないキャンバスに慣れないアクリル絵の具で一週間苦労した意味ないじゃんとか、ほら言ったとおり文字はパソコンで後から入れたって同じじゃん何のために私はあの時間と手間を手書き文字に費やしたのとか、いろいろ言いたいことはあるんですが。ほんと監督に長文メールしようと思ったんですが。
でも完成したポスターが図書館の横に貼ってあるのを見ると嬉しくなって、まいっかと思いました。終わりよければなんとやらです。
ふふふ。
我ながら、非常口に走るシェイクスピアって良いアイデアだわ。ぐふふ。
これはまた別件で頼まれた、劇団のなんかのイベントの景品(?)用の絵。
頼まれたわけだし、誰かにあげるわけだしと思って、実習でめまぐるしい毎日の時間をぬって一生懸命描きました。
ほんとうに、一生懸命一生懸命描きました。
なんとか締切ぎりぎりに仕上げて送ったら、結局、絵は使わないことにしたと言われました。
じゃあ、最後の公演が終わった日に、監督か技術班長にあげよう。裏にメッセージを書き入れようと思います。誰か知らない人への景品になるよりありがとうをする人にあげる方が嬉しいです。
だから、いいのです。
ということがあった日の夜9時。
南スウェーデンに留学している仲間から、今夜中に絵を描いてもらえないかと頼まれました。なんでも、そこの日本人補習校のクラスで使う、活動カードだそうな。
留学中、電話で愚痴りあい傷を甜めあい励ましあい、たぶんいちばんお世話になっている仲間です。頼まれたら、そりゃ全力で応えます。
完成!満足!塗り絵にもなるよ!
PDFにして送ったとたん、とってもとっても喜んでもらえました。
どばどば溢れんばかりに褒めてもらって、こちらが申し訳なくなるぐらい感謝されて。何かが報われたような、癒やされたような。
今日一日は、良い日になりました。