さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

2月4日 セムラさん

久しぶりに、青空です。

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日の出は 8:08、日の入りは 15:38 までのびました。

まだまだ空が黒い時間が長いけれど、どんどん明るい昼間が長くなっていくのを肌で感じます。人間にもクマみたいな本能があるんでしょうか、「おっ、自分の季節が近づいてるぜ!」ってかんじがするんですよね。

 

今日はご近所さんの日本人、りすさんのおうちにお邪魔して、一緒にお菓子を作りました。

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この時期街のカフェやスーパーで毎度見かける、季節の伝統菓子です。
名前は Semlaセムラさん。なんとなく敬称をつけたくなってしまいます。

卵の黄身を塗った丸いパンは、ほんのり甘くて、シナモンのいい香りがします。

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フタのように上の部分を切って、なかをくりぬきます。

そこに「 くりぬいた中身アーモンドペースト牛乳」をねりねりしたものを詰め込みます。(ちなみにこのねりねり自体は、そこまで絶品というわけでは・・・あくまで個人的な感想ですが)

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生クリームとさっきのフタをのっけたら、粉砂糖を振って完成!

見た目はわりとシュークリームに似ています。
でも甘さはぐっと控えめで、がっつりスイーツというよりは菓子パンに近いなと思いました。あと、素朴なおいしさと、けっこうおなかにたまるところが、いかにもスウェーデン料理らしい。

 

 

りすさんに日本食のあったかい夕ごはんまでごちそうになってしまいました。インスタントじゃない味噌汁の味って、懐かしさとおいしさでわあっと胸がふくれるような感覚になります。自分じゃなくて人に作ってもらったときはとくにです。

 

いつも貴重な体験とごちそうをいただいて、りすさんほんとうにありがとうございます。

あと、毎回私はおかわりをしまくっていてごめんなさい。

 

 

いいかげん恩返しをしなくては・・・。
どうしたらいいだろうか。

 

 

 

おまけ

セムラさんのWikipedia

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短っ。

日本でのマイナーさがよく表れているなあと。