12月18日 JUNIS
ユニスというウメオのボランティア団体の活動にお邪魔してきました。
移民の子どもたちを主な対象として、一緒に遊んだり、なんとなく友達と一緒に過ごしたりする場所を提供する活動のようです。
公式サイト↓
http://www.junisumea.nu/Junis-Ume/
いくつか活動に種類があるそうなのですが、そのなかで毎週月曜日に行われるという”Kompiskväll på Ålidhem”というものに参加させてもらいました。
直訳すると、”Friends evening at Alidhem"かな。Alidhemというのは、ウメオの留学生の8割が住んでいる住宅地域です。
場所は、とある公立小学校のホール。
やっと歩けるくらいのちびっこから高校生ぐらいの子まで、ほんとうに幅広い年代の子どもたちがたくさん。ざっと50,60人はいたと思います。
小学生低学年までだとまだ英語が話せない子が多いので、コミュニケーションをとるのが大変でした。
他の子が英語に通訳してくれたりするけれど、何かお話ししてくれているのを直接理解できないのはやっぱり寂しいです。私に一生懸命伝えようとしている顔を見ると、ごめんね、ごめんねってちょっと悲しい気持ちになります。
しかーし!
私には、秘密兵器があるのです。
ひつじちゃん手袋!
これをつけて口をパクパクするだけで、子どもたちがあれよあれよと言う間に集まってきてくれる魔法のアイテムです。
これなら、言葉が通じなくても、一緒にクスクス笑えます。ひつじ語は最強。
ちょっとシャイな子たちも、「あなたの顔描いてもいい?あ、名前もここに書きたいな!スペル教えて!」って聞くと、嬉しそうな顔になって、そこからお話ししてくれたりします。とっても嬉しい!
一緒に絵を描いて遊びました。
「うさぎ?」って聞いたら犬だった。
あと、私のことを描いてくれた子たちもいました。
とってもとっても嬉しい!髪の毛塗るの途中で挫折されても嬉しい!
そういえば、今日はたまたまクリスマスのイベントがある日だったようです。
お隣の国フィンランドから、サンタさんがやってきました。
いやー・・・北欧の方々がサンタさんの格好したらもう本物にしか見えないじゃないですか。私がちいさい頃、小学校や自治会の子ども会に来たサンタさんってどうがんばっても白いふさふさの髭が似合わなくって、子ども心に「大変だなあ、本物のサンタさんが見てみたいなあ」って思っていましたから。
すごく勝手な想像なんですが、サンタさんを信じている年齢も、こっちの子の方が高そうです。だってすごくリアルだもの!トナカイもソリもとっても身近だし。
クリスマスということで、ジンジャーブレッド(クッキー)とクチナシの実のパンがもらえました。
「LUSEKATっていうんだよ!」と教えてもらいました。
味はほんのり甘いかんじ。わりと普通のパンです。おいしい。
こどもたちといっぱい触れ合えて楽しかったです。
また時間を作って行きたいと思います。