さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

11月?日 Galette des rois

11月7日の夕食の会のメニューで出てきたケーキについて。

レシピをのっけてほしいと言われたので、くれめんから聞いたやつを今更ながらメモしておきます。7日に作ったときは少し失敗してしまったので、ちゃんとできたときの写真で!

 

 

Galette des rois

King Cakeとも呼ばれるフランスの特別なケーキなんだそうです。

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特別な理由はざっくりふたつ。

ひとつは年に一度しか食べないからと、もうひとつはケーキの中に食べられない人形が入っていて、当たった人はその日の「キング」になるからだそうです。

 

 

 メモしたやつそのまま(聞きながら書いたので英語も絵もぐちゃぐちゃですが)

 

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①やわらかくなるまで溶かしたバターと砂糖を混ぜる。

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②たまごとアーモンドパウダーを少しずつ加える

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③パイシートの周りに水を塗る

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④その上に生地を広げる

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⑤「キング」を決めるための飾りを仕込む

普通は陶器や木製だそうですが、手に入らなかったので今回は砂糖菓子の鳥を仕込んでみたそうです(話を聞いていた私は、「いや絶対それ溶けるでしょ」と思っていた)

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⑦もう1枚の生地を上からのせてとじる

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 ⑥でもほんとうはその前に、たまごの黄身を塗らなければいけなかったらしい

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 ⑧冷蔵庫で20分

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 ⑨もう一度たまごの黄身をぬって、
⑩表面をナイフでひっかいて模様をつける

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⑪180℃オーブンで20分、その後160℃にして40分

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できあがり

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ほどよい甘さとアーモンドの香りが私すごく好きです。こんなにおいしいのに、なんで年に一度しか食べないんだろう。

 

 

ちなみに、生地がゆるすぎて失敗すると、

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このようにでろーんと包んだ中身が流れ出てきてしまいます。

料理の見た目も大事なフランス人としては非常に納得がいかないそうですが、味はもちろんすごくおいしいです。(ちなみに手前のロールはパイ皮の残りで作った即席お菓子)

 

 

あともうひとつ。

このケーキについて、くれめんは2月に食べるものだと言っていたけれど、後から調べたら1月とも出てきました。地域差かなあ。

 

「日本でも2月だけに食べるとか、そういう特別な風習はあるの?」と聞かれたので、節分の話をしました。ものすごく怪訝な顔をされました。

たしかによく考えてみれば、「デーモンが襲ってくるから、ソイビーンズを投げて撃退するんだよ!その後自分の年の数だけソイビーンズ食べるよ!」なんて奇妙な風習です。

 

 

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