さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

11月3日 合宿初日:Välkommen till Umeå!

学芸大が学校祭で盛り上がり、秋合宿を終えた我らがテコンドー部がせっせとチヂミ屋台を回している頃。

テコンドー部スウェーデン支部でも、秋合宿を実行することにしました。

 

ウメオから南に982km、スウェーデン第二の大都市ヨーテボリから先輩がやってきます。これは今までの恩を少しでも返せるチャンスだぞ、と全力でおもてなしすることにしました。

 

ということで手始めに、夜の空港にお迎えにあがります。

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ここに来るのは、8月に到着した日以来です。変なかんじ。

そのときはゆっくり見物しなかったので、いろいろ空港内の写真を撮りたいと思いました。それで、だいぶ時間より早く来ることにしたのに!!

来てみてから思い出したんです。ここ、ほんとにほんとに小さい!

むしろ不思議な感じがします。たくさん飛行機が飛んできたり滑走路を走るんじゃなくて、実はワープホールがひとつ置いてあるだけなんじゃないでしょうか。

 

 

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無事にお出迎えしたあとは、シャトルバスで自宅の最寄りバス停まで―――の予定を変更し、中心街から歩いて帰ることにしました。

家までは徒歩30分弱とはいえ、気温3℃のなか夜の散歩?最初はだいぶ心配だったのですが、実際に歩きはじめてみると、ああ良い選択だったなと思いました。

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中心街や川沿い自体はよく歩くけれど、夜はまったく違って見えます。

そもそも日没以降に訪れるのは、8月にバディーグループのパーティーのために来た(そしてクラブの雰囲気に適応できず即帰った)一度だけです。

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 例えば、町の中心にある大きな時計塔は、夜のほうが「われがここにいる、われが中心!」ってかんじがします。
他の建物が暗やみに紛れるなかでここだけライトアップされて、存在感が大きくなるからだと思います。

 

それと、夜のほうが特別感が増す理由には、普段あまり目にしないからだけではなくて、目で感じる風景や雰囲気が上手く写真に写らないからということもあると思います。

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ウメオ川は、湖よりも波も流れもありません。

対岸の家々や橋の上の街灯の明かりが、そのまま水面に張り付いたように光っています。

実際にあるものが川に反射しているとか鏡のようだとかよりも、初めからそういうふうにできているように感じます。説明が難しい・・・。タワーが反射している光も含めて、ひとつのタワーに見えるとでも言うのでしょうか。昼間よりも遠近感がなくなるからだと思います。

帰り道に若干迷って焦ったことを除けば、とても良い散歩でした。

 

 

 

時間も遅かったので、夕ごはんは昼間のうちに作っておいた肉じゃがと白ごはん。

なんかこの1週間で3回ぐらい肉じゃが作っている気がします・・・。

でも今回は、白ワインでなくて日本から送ってもらったみりんをおろしました。白米もここのSUSHI RICEではなく、静岡産コシヒカリ

f:id:yukana777:20171109003647j:plainお鍋でごはんを炊くのにもだいぶ慣れてきました。 
焦がすことなく上手に炊けてとても満足です。

 

誕生日プレゼントもらえたーやったー!

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旅の目的のひとつはオーロラ観測。

残念ながら今夜は出現しないようですが、湖に散歩に出かけたら、眩しいほど明るい月が見えました。

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初日から歩いてばかり。

明日は筋肉痛の予感がします。

うん、体力作り体力作り。合宿っぽい。

 

今日はいい日です。