10月16日 フレンチ人狼
初めて、スマホのアプリでなくアナログのカードを使って人狼ゲームをしました。
10人で夜の談話室に集まっただけで、始まる前からもうわくわくです。
ちなみに夕食を食べる会メンバー4人以外の人たち(パキスタン人フェイザ+シリア人タレック+フェイザのキッチンメイト2人)は初対面だったので、友達の輪が広がってとってもうれしいです。
お菓子を持ち寄って食べるのはわかるんです。でもそこにそのままフルーツがあって、さらにそれを丸かじりしている友人たちを見ると、ああ海外だあと思います。
今日はフランスのルールでやりました。
その場メモ。(新しいスマホが来るまでは、写真見づらいんですけどすみません)
もう役職の時点で知らないのがいっぱいあるんですよね。
Villager =村人
Werewolf =人狼
Seer →占い師
ここまではほぼ同じ。
ちなみに、”霊媒師”や”狂人”はいないの?と役職の中身を説明したら、「なにそれー?」「そんなのあったらややこしくない?」と怪訝な顔をされました。
で、おもしろいのが、
Witch =魔女(その夜に殺された人を救う薬を、誰か一人を殺す薬を1つずつ持っている)
Amor =Cupid =天使(初夜に恋人となる2人を指名する)
Lovers =恋人(日本の”恋人”とは異なる)(天使に指名されたペア。初夜でお互いを確認できる。一方が死ぬともう一方も同時に死ぬ。人狼ー村人ペアになった場合、村人は人狼側となる)
このへん私、聞いたこともなくて。”恋人”も知ってるのとぜんぜん違うし。
今日はトランプに紙を貼った即席カードで役職を決めましたが、実際にはこういうカードだそうです。
なんかちょっと厨二病心を刺激されませんか・・・。
いつか本物のカードでプレイしてみたいです。
夜のアクションについてもメモ。
スマホだと一人一人順番に操作していくのである意味で「同時」ですが、アナログだと各役職が順番に目を覚まし、その間他の役職の人間は目をとじています。
正式なフランスの人狼だと、いろいろセリフがあるんだとか。あと、夜のターンがとっても長く、考える時間がいっぱいあるそうです。
でも私は夜のターンが長いのは苦手かもしれません。じっと目をつぶって静かにしているたび、毎回危うく本当に寝てしまいそうでした。
”魔女”が救う薬を使うのは、”騎士”(狩人)があくまで予測で事前に誰かを守るのと違って、「今からこの人は確実に死ぬけど、助ける?どうする?」を選べることなんですよね。おもしろーい。
そうそう、アプリのと違って、ゲームマスターはゲームに参加できません。
なにそれかわいそう、と最初は思ったけれど。全てを知った上で見ていられて、やることもいっぱいあって、意外とすっごく楽しいらしいです。
で、ゲームマスターはナレーターも務めるんですけど、
これがまた、微妙にイイ声でささやくんですよ。なんでみんな笑わずにいられるんだろう!!と思っていると、
あらぬ疑いをかけられます。危うく死ぬところでした。
そんなわけで、アナログの人狼、とーーーーっても楽しかったです!
もちろん、日本語じゃない分、釈明の言葉がたどたどしくて疑われたり、ちょっとややこしかったりしますけど。↑これ私、日常生活でもしょっちゅう間違えます。
1) want /wάnt/
2) won't /wóʊnt/
たしか、英語音声学の授業でもやったような気がするんです。で、いつも気をつけて聞いているつもりなんですけど。
いかんせん、誰も英語ネイティブじゃないから、みんな少しずつ違った発音をするんですよね。とくに母音の作り方とかはその差が大きい気がします。
毎日こういう小さいことが、とっても楽しいです。
さて、フェイザのおうちを去る前に、部屋に寄っていってほしいと言われました。
すると壁一面に、大きなスウェーデンの国旗。
おうちに来た全ての人に一言ずつ書いていってもらって、お土産にするそうです。すごく良いアイデア!
もちろん私は似顔絵つきで。(あんまり似なかったけど)
ふふふふふ。
人狼ゲームやっぱりはまっちゃうなあ。
あのぞくぞくするスリルと興奮が、家に帰ってからも続いていたから、良い一日です。