さむがりがさむいところへ

スウェーデン滞在記。北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々のメモと写真とマンガ日記を残しておきます。

10月6日 シュールストレミング

食べてきましたよ。

スウェーデン名物。

世界一臭い魚の缶詰、シュールストレミング

 

ウメオに暮らす邦人女性りすさんと、そのスウェーデン人夫のくまさんが心優しく我々日本人留学生たちを招いてくれました!

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いつも夕食のメニューが書いてあるホワイトボード。かわいい。

 

 

今日はマミさんと、首都大からの交換留学生ふたりと一緒です。

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日本語たっぷりな夕食会。

ウメオは日本人がほとんどいないと聞いていたけれど・・・ちゃんといる!

まあたしかに街中で見かけることはないけれど、人数がかなり限られている分、とっても繋がりが強いように感じます。

 

ちなみに、シュールストレミングだと聞いて驚くサバイバルさん。

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どうやら「生の魚」と聞いて、寿司だと早とちりしていたそうです。

 

 

さて、シュールストレミングですが。

「外トイレの臭い」「食べものではない」などと悪評高いですが、ちゃんと正しい食べ方をすればおいしいらしいのです。

 

シュールストレミングの食べかた講座

①皿にジュニファーの葉を敷いておく。

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今回は、家の前の森でモミの木の枝を切ってきて使いました。

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なんとなくいい香りのする葉っぱです。

 

②開封する

<注意事項>

・服に汁がつくと落ちないので、捨ててもいいような服装で。

・臭いが強烈で近所迷惑になるので、必ず屋外か水中でやる。

・缶の中はガスで高圧になっているため、開封した瞬間にすごい勢いで吹き出す。缶の口を人のいないほうに向けて開ける。

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↑開封するクマさんと、遠巻きに野次馬をする日本人たち。
興味津々だけど臭いが想像つかないから怖いんですもん。

 

③葉の上に並べる。

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におい。やばい。
こんなのほんとうにおうちのなかに持っていっていいの?というかんじ。

パスタさんは「強烈な動物園の臭い」と言っていたけれど、個人的には小学校の旧校舎のトイレを思い出しました。ごめんなさい、食べものにこんな表現使いたくはないんですが・・・ほんとうに、そういうにおい。マミさんは「でも日本人臭いもの好きだし?」と比較的けろっとした顔をしていました。

この状態で屋外にしばらく置いておいて、”香り”を少し飛ばすこともあるそうです。

 

④内蔵、骨、皮を取り除く。

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骨から綺麗に身をこそげ取るのが意外と大変です。

あと驚いたのが、食べる部分が驚くほど少ないということ。内蔵と卵(?)を抜き取ると、もう残る身はほんのすこしです。

<BEFORE>

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<AFTER>

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⑤野菜とサンドイッチ(タコス?)にする

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でも結局食べるのが難しくて、タコスというよりは普通に野菜と一緒にナイフとフォークで食べました。

 

 

 

で、食べます。

 

「塩漬けだから!超しょっぱいから!ほんのちょっとの量を野菜と一緒に食べるんだよ!」とりすさんに教えてもらいました。

 

他の日本人三人が先にトライしていたんですが、意外とみなさん普通に食べています。

「臭いに慣れちゃえば、わりとおっけー」
「ちょっと癖の強いイカの塩辛ってかんじ」
「日本酒が欲しい」
とのこと。

 

私も挑戦しました。

 初の動画貼り付け・・・上手く再生できるといいな。

 
まず臭いが強くて、口に近づけると拒否反応が出るんですよね。人間の本能的な何か。

で、味なんですが、最初はわりと平気なんです。

「お・・・?意外といけるんじゃ・・・?」って一瞬油断させておいてから、塩辛さと生臭さがガツンと脳を直撃します。

 

私はこの一口で無理だと悟り、あとは全部マミさんが食べてくれました。
タコス、マミさんと半分こっつする約束だったんですけどね・・・(逆パターンをよく人にやっちゃう私としては、食べものを諦めるなんて珍しい)。

 

首都大のふたりは、さらに魚をおかわりしていて驚きました。

「これは、酒と一緒に味わうやつ! ゆかなちゃんも、たぶんお酒飲むようになったら、意見変わると思うよ」とパスタさんに言われました。

 

スウェーデンでも、シュールストレミングは大人の食べもの。子どもはチャレンジさせてもらえないそうです。

くまさんも、初めて食べたのは二十いくつのときだったと言っていました。

 

うん、じゃあ仕方ないな!!私まだ19だしな!!!こどもだから!!!

 

 

 

お口直し、りすさんお手製ルバーブパイと抹茶ロールケーキ。

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ルバーブが結局なんなのかはよくわからなかったんですが、さっぱり酸味がとってもおいしかったです。

抹茶ロールケーキも甘さ控えめで、「ああ、日本のお菓子・・・」とじんわりします。こちらのスイーツもおいしいけれど、やっぱり砂糖が多いというか主張が強いというか。

 

ちなみに、くまさんは抹茶が大好きだそうです。

私の故郷は茶畑が広がるお茶の県なんですと話したら、「SHIZUOKA行きたい! 茶畑見てみたい! Mt.FUJIにも登りたい!」と目を輝かせてくれました。

 

 

 

そんなわけでおしゃべりが盛り上がって、随分夜遅くまで長居してしまいました。反省。

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でも、すっごく楽しかったです。

シュールストレミングは、まだちょっと私には早かったみたいです。また大きくなったら再挑戦します。

 

 今日は、とっても良い一日!