10月2日 フランボワーズ
「フランボワーズ」って単語、ケーキ屋さんとかでよく見かけて、「なんか赤くて甘酸っぱい系のケーキ」だって思ってたんですけど。あれってラズベリーのフランス語だったんですね。知らなかった。
ということで、今日はラズベリー狩りをしてきました。
こないだブルーベリーを大量ゲットしたのと同じ、ウチの寮近くの小さな森です。・・・と思っていたら、そんなに小さくもなかったことが判明。
摘むのにいいところを探す前に、ちょっとした丘を発見しました。
坂をかけ上がってくる風がとっても気持ちがいいところです。
ざらっとがらっとした土地。
どうやら、とても小規模のスキー場のようです。
そんなに高い場所ではありませんが、ウメオの町が遠く見渡せます。
こうしてみると、やっぱり樹木が多いです。針葉樹は濃い緑、ほかの木は私のコートと同じ黄色だったり、淡い緑と混じっていたり、すっかり葉がなくなって茶色になっていたり。
ずっと見ていても飽きません。
で、ほどよいところで小道から脇に逸れて、森に入ります。
ブルーベリーの葉はもう実がなくてもすぐ見つけられるようになりました。ラズベリーも今日習いました。
ラズベリーの木って必ず、触っちゃいけない毒の木と、ごちゃごちゃ一緒に生えています。「あ、でかい実みつけた!」ってぱっと手を出すと、ぴりっと刺されたような痛みが数十分間引きません。
時期を過ぎてしまっていたこともあり、ほとんど既に摘み取られているか、枯れているか。
肩ぐらいの高さのラズベリーの木が続く一帯を、僅かに残った実を探してうろうろうろうろ。
でも、冒険みたいで楽しかったです。
本日の収穫。
お世辞にも多いとはいえないけど、おもしろかったからおっけ!
摘んだラズベリーは、我ら夕食を一緒に作る会が誇るデザート隊長が、夜までに一品こしらえてくれることになりました。
今日の夕食は私が作ることにしました。
あいばんと私は辛いのが苦手なので、「甘辛そぼろめし」というより、「ただただ甘いそぼろめし」。
ク◯クパ◯ド様のおかげで、日本では「料理作らせるとヤバい奴」扱いだったのが、今やわりと反対のキャラです!
ただし、作ってる途中の絵面があまりよろしくないのは相変わらずです。
あと、昨日りすさんから教えてもらった和風ドレッシングのレシピ。
調味料の比率は「いいかんじになるように入れてくの!」とのことだったんですが、基準となる味を”勘で”作るって、ある程度の料理スキルが必要だと思うんです・・・。
さすがにそこはハードルが高かったのでネットで調べて、あとは個人の好みで微調整することにしました。
日本人3人もいれば、「いいかんじ」に和風味ができるだろう、と思ったんですけど。
まーこれが、意見ぜんっぜんまとまらんのです。地域差やら家庭の味やら好みやらだと思いますが、どれになっても結局おいしいからいいか!と思って。
ちゃんとできました!
キャベツは、よくおばあちゃんがやってくれたように、チンしてほどよくしんなりです。最近カロリーの高いものばかりなので、野菜をたくさん食べられるように!
どちらも甘くてとってもおいしかったです。料理を自分で作るメリットって、やっぱり自分好みにできることですね。
たまには私が自撮り係。
両手使わないとできないです。むずかしいです。
で!
お楽しみのデザート!
フランボワーズのティラミス!
とろーりふんわりティラミスの間に、そのままのラズベリーの層が入っています。もうとってもとってもおいしくて。これはクランブルと並んで私の好きなデザート1位にランクインしました。
写真を見返しただけで、にやにやできる。そういういい一日です。