さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

9月15日 スウィディッシュ ディッシュ

すっかり欧米化した朝ごはん。

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実家でこんなジャム塗ったら「つけすぎ!」って怒られるだろうなぁ・・・と、毎回背徳感のなかで食べています。

 

 

 

今日は授業がなくなって、一日暇です。
大量の課題に勤しんでおりました。

 

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授業のたびに、1冊ずつ課題図書がでる英文学の授業。
電子書籍でも良いよ!というのはとても楽です。

持ち運びや価格もそうですが、Kindleだと難しい単語の上に、短く英語での説明がつきます。"flung" の上に小さい文字で "to move with force" みたいな。解説のつく単語のレベルや頻度なども変更できて、これがたいへん便利なのです。

 

ほんとうは、文章中の知らない単語も文脈から無意識に推測するのも、言語学習の大切なプロセスなんですけどね・・・。

毎週そんな余裕がないほどの文量を精読しなければならず、恥ずかしながらだいぶ頼っています。

 

 

 

そんなわけで、今夜も例のごとく。
夕食を一緒に作って食費を浮かす会!

 

今までそれぞれの国の家庭の味を中心に作ってきたんですが、今日はスウェーデン料理に挑戦することにしました。

誰も正解がわからないので、お手本にするのはIKEAで食べたあの味です。

 

 

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 マッシュポテト、こんな潰すの大変なんだーと驚きつつ。

 

でも、普段は無駄に手の凝った料理を作っていただけに、とっても簡単にできました。

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ポテト、シャキシャキいってました。どうりでぜんぜん潰れなかったわけだ。(ポテトをチンする係は私でしたごめんなさい)

 

赤いのはリンゴンベリージャム。

IKEAで初めて見たときは、「ミートボールに甘いジャムとかあり得ない!」と思っていましたが、今となってはジャムなしのミートボールは考えられません。それぐらい、ほんのり甘酸っぱい味がとっても合います。

 

ちなみに、スウェーデン語では、ミートボールが”köttbullar”、リンゴンベリージャムは”lingonsylt”というそうです。

 

このところ妙に手のこんだ料理ばかりだったので、作るのがあっという間でした。

このメニュー今後一人でもよく出てくることになりそうです。

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どの料理を作ってもなぜ毎回毎回なぜクラッカーが登場するのかというと、単に簡単においしいからです。マスカルポーネとクラッカーさえあれば怖いものなし。

 

そのおかげなのか、そのせいなのか。
気がつけば、私は赤いジャムコレクターになっていました。

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冷蔵庫のスペース、1段しかないんだけどな・・・。
ぜんぶ、いちばん小さいサイズの瓶です。これぞ海外規格。

 

 

このあと、相変わらず点かない私の部屋の天井のライトをみてもらいました。

小一時間ほど何やら話し合っていた末(私にも説明してくれたんですが、よくわからなかった。。。)、「家でやってみる!」と電球を持って帰ってくれました。

もつべきものは、理系の友達!というよりも、親切な友達ですね。
頼ってばかりで申し訳ない。ほんとありがとう!

 

課題も進めたし、新しいレシピを習得したし、仲良くなった人はみんな優しいし、今日もとってもいい一日です。