9月3日 ハガキ求めて三千里
日曜日。
どうにも屋内にいるのがもったいない天気だったので、中心街へ散歩しました。
途中でまた迷子になって結局バスを使ってしまい・・・お金の節約って難しいです。
Umeå Central Station前。
オブジェがワカメにしか見えないのは、私だけじゃないはず。
今回の目的は、ハガキを買うこと。
絵はがきを送るって約束したんです。
ということで、町の郵便局に来ました。
ごちゃごちゃしている右奥の青い看板、見えるでしょうか。
郵便局単体というのはなくて、だいたいスーパーの一角に入っています。
こちらでは、地元のスーパーが日本でいうコンビニのように郵便や荷物の受け取りなどいろいろ担っているそうです。
しっかし、ハガキはおいていないと言われました。郵便局なのにー。
観光センターには必ずあるはずだから行ってみなさい、と。
てくてく歩いて行ってみると、
日曜が定休日ってどういうこと。観光センターだよね?????
たしかに、街中を歩いていて不思議に思ったんです。
日曜日の中心街なのに静かだなあ、平日よりも人通りが少ない気がするなあ、と。
見れば、日曜定休のお店ばかり。
ショッピングモール、スーパー、ファストフード店、あと何故かお花屋さんだけ、開いていました。
海外の人は働きすぎない、休日はしっかり休む!とは聞いていましたが、ちゃんと客商売の人も休んでいるんですね。びっくり。
観光業で栄えている街だったら、もう少し違うのかもしれません。
しょうがないので、いくつかショッピングモールをぐるぐる。
書店兼 文房具屋にたどりつきました。
ぬふふ、可愛い鉛筆削りを見つけて買ってしまいました。
しっかし、たくさんの風景写真や可愛いイラストの描かれたポストカードやグリーティングカードはあれど、真っ白なものはないという店員さん。
郵便局でもそうだったんですが、そもそも「真っ白いハガキ」ということを理解してもらうのに、妙に時間がかかります。
「はい、白いポストカード(絵入り)」とか、「何もかいていない封筒ならこれだよ」とか、「あ、切手のことを言っているの?」とか。
もしかしてなんですけど、手書きの絵はがきっていうのは、日本独特の文化なんでしょうか?
調べてもわからなかったので、誰か教えてください!
仕方なく店を出てとぼとぼ歩いていると、芝生の広場にたくさん人がいるのを見つけました。
何かイベントがあるとかそういうわけでもなく、それぞれのんびりいている様子。このほかでも、あちこちの芝生エリアで人々がくつろいでいるのを見かけました。
とくに何をするでもなく、日をあびて寝転がったり、座ってしゃべったりしています。
まさに、今しかない太陽の季節を楽しんでいるというかんじ。
いい日曜日の過ごし方だな、と思いました。
そのままウメオ川沿いを散歩すると、やはりここにも人がたくさん。
たしかに青い空がどこまでも広がって、柔らかい日差しと風が気持ちいい場所です。
通りにぜんぜん人がいなかったのは、みんな南ののんびりエリアに集まっていたからだったようです。
私も川岸でぼーっとすることにしました。
しかし。
多動な私です。
10分とじっとしていられず、絵を描くことにしました。
一発書きのちゃちゃっとイラストばかりなので、私ってまじめな絵かけるのかなあとふと思って。
同じ風景を見ながら、2枚描きました。
高校の美術でも、デッサンっていちばん苦手でした・・・ついデフォルメする癖がついちゃってるんですね多分。
ちなみに、右側にあるのは電子機器の木です、葉っぱの代わりに節々に鳥が電柱になってしまってくっついています。あと、舟が岸の建物に両手でしがみついているのは、寂しがり屋だからです。
こんど行くときは、水彩色鉛筆も持っていこうと思います。
絵はがきじゃなくても、風景を描いて手紙にして送ります。どういう絵が喜んでくれるかなあ。
夕ごはんに、ツナ野菜炒めを作りました。
母に教わったとおりの味付けをしました。(にんじんは忘れたけど)
なのにまあ、これがまずいことまずいこと。
いや、味はとってもおいしいのです。慣れ親しんだ、焦がし醤油砂糖。
でもなんだかツナが生臭くて、鼻をつままないと食べられません。
故郷で良いツナ缶を食べ続けて舌が肥えたのか、海外のツナ缶とはこういうものなのか、パッケージを読めなくて私がツナ缶と間違えて何か別のものを買ってきてしまったのか。謎です。
来週は毎日授業があります。とても楽しみです!