9月1日 夏のオーロラ、いやこれを夏とは呼ばん
今日も朝から天が高く、ゴミ出しに行く足取りも軽くなります。
空気が澄んでいるのか、毎日ほんとうに空がきれいです。日本の冬を連想するのは、その青さでしょうか。
今までそんな趣味もなかったのに、気がつけば写真フォルダには空ばかり。
「この最高の天気なら、今日こそオーロラを見れるはず!」ということで、また先日のメンバーで湖へと向かいました。
夜8時集合だと、まだこの明るさです。
気温もどんどん下がり始め、10℃を切った模様。
夜9時半をすぎて、ようやく一番星がでてきて、月もひかりはじめました。
しばらく喋っていると、SONYの良いカメラで写真を撮っていた友達が急に叫びました。カメラにオーロラが写ってる!と。
見せてもらうと、たしかに緑の帯。
一同興奮して目をこらしますが、肉眼では写真ほどはっきりと見えません。
言われてみれば、北の地平線近くにうすぼんやりと、白っぽい雲のような帯がたなびいているような。
雲よりもゆらゆらと動いていて、ごく稀に一瞬、緑色の弱々しい光を発します。
オーロラだ!と思わずみんな黙り込んでしまいます。
弱くなったり、強くなったり。
やっぱり、かすかなアーチは、灰色の虹にしか見えません。
だけど、オーロラ!ついにオーロラが!見れました!
近くにいたスウェーデン人のおじさまたちがいろいろ話してくれました。
「まだまだ、弱いからね。こんなもんじゃないよ」
「冬になると、これが空いっぱいに広がる。緑色だけじゃなくて、青や赤に一瞬ごとに変わり続けるんだよ」
だそうな。
冬が楽しみです!
・・・とは思うものの。
帰り道の気温は、8℃。
寒くてじっとしていられません。
「まだ夏だよ!」とみんな言うけど、「いやこれを夏とは呼ばん!冬じゃ冬!!」といつもひとり反駁する私。
だってこれを夏だと認めたら、私冬までこの街で生きていられない気がします。
ブログのタイトルにするくらい、ほんとさむがりなんです私。