さむがりがさむいところへ

スウェーデン滞在記。北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモを残しておきます。

たぶん、不安?①

留学前の心境変化を書くといいつつまだやってなかったので、あとから自分で読み返すためのメモです。
「私かわいそうでしょう!?いたわって!」のためではなくて!

 

 

 

「留学、不安でしょう?」

いろんな人に聞かれます。

 

そのたびに私は、
「いーえ、楽しみのほうが大きいです!」とか、
「ホームシックにはなると思いますけど、それでもやっぱりわくわくします!」
とか答えていました。

嘘じゃありません。ほんとにそう思ってて、そう答えてるんです。

 

 

しかしですね。

最近、聴覚過敏になってしまいました。 

全体的に様々な音が大きく頭に響いて聞こえることと、騒音をシャットアウトする機能がおかしくなってしまったように思います。

 

ファミレスなんかにいくと、こんなかんじ。

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周りの話し声、食器の音、空調の音、ぜんぶ拾ってしまって集中できません。
それがまとめて大音量に感じて、とても不安で落ち着かなくなります。

 

もともと大きめの音や騒音は苦手で、映画館では耳栓をしていたんですけど。

先月あたりから急に悪化し、最近は駅のホーム、幹線道路沿い、大教室や学食などでの騒音が耐えられません。つけすぎは良くないと知っていても、耳栓はお友達。

 

さすがにおかしいと耳鼻科に行ったところ、
「何か不安に思ってることとかあるんでしょうねー」
と精神を安定させる系の薬を出されました。 

「いやむしろ、そっち系の薬をもらったって事実の方がショックだわ!不安煽られるわ!」と思いましたが…。

 

そもそも、ひとくちにストレスといっても、数え始めたら、きりがないですよね。 

人間関係?
目まぐるしい毎日?
迫る昇級審査と大会?
疲れの蓄積? 

考えてはみるけれど、ほんときりがないんでどうしょもない。

 

まあそれでも、どうやら緊張やストレスがかかったときに過敏がひどくなるみたいだぞ、というのは最近学習してきました。疲れると細かいことでイライラしやすくなるのと似てるのかもしれません。

 

 

で。

できるだけ、その原因をひとつずつ解決してきたつもりなんです。

 

 

なのに、一向に良くなりません。

心なしか、悪化してきたようにさえ感じられます。

 

となると、さすがに「留学に関係あるのかな」という思考に至ります。

今まで、母などにそう指摘されても、冒頭のように否定していたんですが。

 

 

ふたりの人とそれぞれ話をする機会があって、思うところがあったのでメモします。

 

 

ひとりめは、昨年から留学していて現在一時帰国中のクラスメイト。

「最初の1か月は気合で乗り切れる。けどそのあと、ホームシックすごかった。めっちゃ寂しかったし、辛かった。周りもみんななってたなあ」と。

彼女は元々帰国子女でかなり英語が喋れるので、言葉の壁はほとんどありません。それでもなるものなのか、とホームシックの恐ろしさをまた感じたり。

 

「出発前も、すごく不安だった。最後の数週間になって、急に家族と離れたくなくなったりね。ゆかなもたぶんなるよー!でも、これもみんな同じ、何も不思議なことじゃないんだってさー

同じような言葉は、留学体験記やインターネットで見たことがありました。わかっているつもりでした。

でも、やっぱり近しい友達が言うとこんなにも沁みこみかたが違うものなんだ、と。

 

彼女、私のクラスのなかで頼れるおかあさんキャラでした。
真面目で努力家で大人びていてしっかりしていて聖女みたいに優しくて、表立って引っ張るのではなく、いつもさりげなく支えてくれていました。みんなが彼女のことを尊敬しています。

 

そんな彼女でも、出発前は不安になるし、寂しくなるんか。

あんな完璧な人でなるんだから、じゃあ私がなってもとーぜんじゃん!

 

当たり前で分かりきってたことなんですけど。
今さら、実感です。

実感の悲しいところは、言葉にして他の人に伝えようとしても、また薄まってしまって、さらにそこでの実感にはならないことですね。またすべっていってしまう。

 

最後に彼女は、これまた当たり前のことといえばそうなのですが、こんなことを言ってくれました。

「不安で不安でどうしょもなくても、結局はなんとかなるもんだよ。だってなんとかするしかないんだから!だけど助けてくれる人は、いつもいるよ」

 

話したのは短い時間だったのですが、彼女からはいろいろもらいました。

ほんとにありがたい。

 

 

で、もうひとりの方からは、もらったというより、引き出されたというかんじ。

 

思った以上に長くなってしまったので、また次回に。