さむがりがさむいところへ

スウェーデンに留学をすることになったので、行くまでと行ってからと行ったあとの記録を残すことにしました。とりあえず行くまでは、心境の変化やら準備の様子やらを自分のためにつらつら書きます。

立つ鳥、あとに分厚い引継書を残す

今日、小金井てらこやの代表職の引き継ぎをしてきました。

これも一種の留学準備ですね。

 

 

任期のちょうど半分地点。
夏休みの関係で私が発つまでに活動があと2回しかないので、その前に副代表に仕事を全て渡します。

 

 

代表として最後の活動は、おととい終えました。

 

活動後、ある保護者様が私に「ねぇ代表さん、花は好き?」と聞いてきました。

好きだと答えると、自転車前部の子ども用シートから、あじさいの花束を取り出して、渡してくれました。

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「道端に『ご自由にお取りください』ってあったものですから」と。

単なる偶然とは知りながらも、嬉しかったです。

 

反省会の後には、前代表から「あかぽんには、やっぱり食べ物がいいと思ったの!」と「おつかれさま」と文字の入ったクッキー瓶をもらいました。

 

入部して1年ちょっとなのに、まるで引退するかのような雰囲気ですが・・・私、ちゃんと帰ってきますよ!?

 

とはいえ、やっぱり中心になっていたあつまりを離れるわけですから、思うところはいろいろあります。

活動報告ブログで、ほんとに少しだけ語らせてもらいました。

 

簡潔にまとめようとすると、ほんとうにありきたりな文になってしまいますね。
それだけ、何かを終える世の中の人たちの言葉の核って共通してるんでしょうね。

 

ということで、留学とは関係ない記事が続いていますが、これも自分のためだからよいのです。ひとりごとです。

感謝はLINEで言ったので、あとはひとりでブツブツ呟く、考えごとメモです。 

 

 

 

 

去年の4,5月だったでしょうか。

 

てらこや活動後の横浜線
当時の代表と副代表が冗談めかしてこんなことを言いました。

「あかぽんはしっかりしてるし、いっつも活動に来てくれるねぇ。もうこれは、次の代表候補だね!」

ははは、そんな気が早すぎですよー、と言いながら、内心「ほんとうにそうなったらいいのに」と思ってた。

 

それくらい、あこがれていました。
代表という仕事ではなくて、代表さんそのお方に。

 

彼女は、私がそれまで理想のリーダー像として描いていた、キビキビした指示でみんなをリードするタイプではありませんでした。

大きな声を出さないのに、自然とみんなが集まってくる。
きっとそれは彼女の人柄です。

いつも柔らかい声と笑顔で、素直で、誰にでも同じ目の高さでそっと寄り添ってくれるような。「優しくしてくれる」んじゃなくて、もう人柄そのものが優しいというような。色で言うなら、桜の花びらよりもっと淡い桃色。

上手く言えないのですが、私が今まで見たことのないタイプの方でした。

 

 

だからこそ、まぶしすぎて。大好きすぎて。
私はときどき悔しいような気持ちになりました。

 

私だったら、もっと効率よくできるのに。
私が代表にだったら、こんなやり方しないのに。

 

教え方も、人への接し方も、彼女みたいになりたいのに、彼女は私とは正反対のところにいたんです。
遠すぎて遠すぎて。
同じ分野で勝負しちゃだめだ、って無意識のうちに考えていたのだと思います。

 

 

いざ、自分が代表になって。

それはもう、いろんなことをやりました。

メールフォルダをごっそり数年間分フォルダ分けしたり、休み時間にロッカーやらてらこやバッグの大整理をしたり、反省会の書記係やデータバックアップ、児童ひとりひとりの反省ノート、新入会シート、出欠簿、あれこれ導入したり、大きく変えたり。

 

毎回、全体ラインや先輩方に相談はしていたけれど、実質、好き勝手やらせてもらっていました。

先輩方はいつもアドバイスをくれたうえで、あとは私が動き回るのに口出しせず、見守っていてくれました。

 

同じようにはなれないから、わざわざ違う道を選びながら、
ずっと、前代表の背中を追っていました。

 

先輩とふたりの写真、実はずーっと欲しかったんです。

はからずも代表最後の日に撮れて嬉しかったです。

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活動をしていると、HPの活動目的ページやちょっとした備品に残る手書きのメモに、前代表も含め、これまでの代表さんたちの足跡を感じます。
たぶんこの代はこういう色をしていたのかなぁ、なんて浮かびます。

 

私が引き継いだときのてらこやは、黄みがかった、ほんわかやさしいピンク色のイメージでした。

そこに少しだけ私の色も混ぜて、次の人に受け継ぎたかったんです。
傲慢なことはわかっていますけど。

「ああ、こういう代表がいたんだろうな」「前にめっちゃ制度作りたがる人がいたんだろな」とか、何年かあとの人に思ってもらえたらな、なんて。
ちょっとだけ、思ってました。

 

 

 

話があっちこっちに飛んでますが・・・結局何が言いたいかというと。

半年、好きにやらせてもらいました!

とっても満足!悔いはありません!

 

 

 

 

そう言いたかったです。
いや、実際満足はしているし、できることはぜんぶやったのですけど、溶けきらずに残っているものがあります。

 

 

 

それは、次の代表のこと。

 

9月から、てらこやの執行代は実質1人になってしまいます。

私の学年の他のメンバーが多忙なため、よく活動に来れるのが副代表だけなのです。
(留学を決めた時点ではまさかこうなるとは予測していませんでしたが)

 

彼は私の馬鹿なノリを受け止めてくれ、こんな代表をいつも支えてくれました。
人数の少ない執行代だけれど、一緒に力を合わせて半年間なんとかやってこれたんです。

 

なのに私は、彼にぜんぶ背負わせて、好きに飛んでいく。

彼はこれからたった1人で、21人の児童と14人の一年生、10人ちょいの先輩たちをなんとかしていかなくてはいけない。

私の代で、代表の仕事はできるだけ減らし、できる仕事は先の分までぜんぶやり、これ以上ないくらい詳細な引き継ぎ資料(去年は4枚だったのに今年は18枚になってしまいました)を作成したけれど、ほんとうにそれは気休め程度。
自分の罪悪感を減らしたくてなんです。

 

 

もやもや。

書いたってどうしょもないし、ほんと、できることはしたんですけど。
次の彼は、任せるにこれ以上いない、安心な人物なんですけど。

 

 

 

やっぱり、「ありがとう」より先に「ごめんなさい」が来てしまうんです。