なぜにスウェーデン?
さて、唐突ですが、私はテコンドー部に入っています。
部員8人の小さな小さな部活です。
そこには、スウェーデンに1年間留学していた先輩がいて、もうひとりこれから同じ国に行く先輩もいます。
だから、「先輩がスウェーデン行ってたから/行くから、そこにしたの?」とちょいちょい聞かれます。聞かなくても思ってる方多いかと。
もちろん、偶然ではなくて、だいぶ影響は受けていると思います。
でも、自分の頭で考えて決めたんです。
前回書いた通り、たしかに選択肢は少なかったけれど、消去法じゃありません。
語るほどの大した理由ではないのですけど。
先輩のただの真似っこだって思われていたらやだなぁと思って。
よく聞かれることを、自分のなかでもはっきりさせましょう企画
第二弾「なぜにスウェーデン?」
- 第二英語圏
5/29~の記事「なにしに行くの?」で詳しく記述した、”日本語以外の目がほしい”と”『日本からみた公用語の英語』だけじゃなく「他言語の国から見た英語』も知りたい”のところです。
- でも英語で生活ができる
=英語力もつく!
なんだかんだ英語科ですし。やっぱりペラペラになりたいですし。 - 主体性、生涯学習、学ぶプロセス重視の教育
日本の教育も、重視する点がどんどんこちら方面に移っていきつつありますよね。
だからこれから教師になる私たちはこのあたりをよく学び、実践できるようにしなければなりません。日々の大学の授業で「これからは主体性重視で教えるんだよ!」などとは言われています。
しかし、なんとなくですが、それは具体的でなかったり、「私は~と考えているから、そのためにこうやって教えるべきだ」という芯がないのにおっしゃっている先生方が多いような気がします。
でも、それはそうだよな、とも思います。先生方自身も、私たちの世代でさえ、そういう方向で今まで教わってきていないのですから。経験も実感もありません。
やっぱり、お手本は自分の目で見たいです。実践されている場で、授業のやり方だけではなく人々の考え方の違いまで感じたいです。
参考にしたサイト↓
第12回 スウェーデンと日本の教育のどこが違うか? | E.OCT|イーオクト株式会社
- 日本と違う人生観がある
途中でやり直しのきく人生、らしいですよ。日本以外だとそういった流れの国の方が多いようですが。
そこで学んだ異国の考え方や文化を、日本に帰ってから「まったく、日本はこれだから・・・あの国では~だったのに!」としたいわけではなくて。単に自分のなかで別の見方ももちたいな、というだけです。
違う角度のカメラが増えれば、見えなかった子どもの表情が捉えられるようになります。マイクが増えれば、もっと子どもの声が拾えるようになります。
・・・と思うんですけどどうなんでしょう。
これに関して小さい理由がもうひとつ。せっかちで、時間に関しては他人にも自分にも厳しい自分が、もうちょっとゆったりした性格になれるかもしれない、なんて。ちょっとだけ期待してます。 - 治安が良い・親日国
自分のためと、家族のため - (大学に)日本人が多すぎない
せっかく留学したのに、同じ故郷の人とばかりつるんでいた…なんて話ときどき聞くんですよね。私は英語が苦手で寂しがり屋なので、気を付けていても周りに同じ言葉を話す人たちがいたらそっちに寄っていってしまいそうなので。
あとは、これも「なにしにいくの?」記事で書いた理由です。
”一度ホームシックになるくらい、遠いところでがんばる力をつけたい”
”「ずっと、少数派」になる経験をしておきたい”
- 授業でよく教育制度とか社会保障のこととか聞くから、実際見てみたい
ほぼ3と同じです。
いっぱい教科書や先生の話で出てくるもの、実際に見てきます。
思いつくままに箇条書きにしました。
ただ本音を言えば。
候補国を決めるときに、それぞれの提携大学をひととおり調べたんですよね。
そのときに、ウメオ大学のサイトで「この授業では、全員が3週間毎日、現地の学校で実習を行います」というのを見つけてしまいまして。
ハイ決まりー!という気持ちでした。オーストラリアの西シドニー大学と迷っていたのですが、こちらに一気に動きました。
さて、そうはいっても、完璧に理想どおりの行き先なんで、なかなかあるはずもなく。
選ぶ基準として、いくつか諦めたものがあります。
- 日本との時差が少ない
- 多民族国家
- 日本から情報が集めやすい
(これに関しては、諦めたというより見誤ったかんじです。私の仲良しの子が高校のときスウェーデンにいた子で、部活の先輩にも留学してた人がいたので、普通にメジャーな行き先だと思っていました。
まさかこんなに調べても出てこないものだとは!)
よく聞かれることを、自分のために書く。よいです。