さむがりがさむいところへ

スウェーデン北部にある小さな町、ウメオに1年留学をすることになったので、日々の写真とマンガ日記と思ったことメモと教育実習日誌

10月17日 料理下手、ついにばれる

夕食をたべる会、今日は私がメインディッシュの担当です。
魚が食べたい気分だったので、クラシルのこのレシピ通りに作ることにしました。

しっかし、いざスーパーに行ってみたら、サーモンがあまりに高すぎて。

急遽、鶏肉のレシピに切り替えることにしました。

 

 

レシピに乗っている、完成形の写真。

節約!鶏むね肉1枚!じゃがいもの包み焼き

https://cookpad.com/recipe/2979054

鶏肉にパリッとしたじゃがいもの衣をつけて、ジューシーな包み焼き。

 

そうなるはずだったんです。
そうなるはず、だったんです・・・。

 

 

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実際の結果がこちらになります。

夕食の会のみんな、ごめんなさい・・・。

 

少し経ってから判明した原因、小麦粉のつけ忘れ(そもそもつけることが頭になかった)

私の共有キッチンではWi-Fiが使えないので、いつもレシピは某何でもノートに写したものを見ながらやります。で、今日はスーパーから戻って慌てて走り書きをしたので、手順をひとつすっとばしていたみたいです。

 

日本でぜんぜん自炊してなかったツケがここで回ってきました。

「いや、ただ鶏肉とポテト入れたって、そりゃくっつかないでしょ!!!」とマミさんのおっしゃる通り・・・少し料理の経験があれば、小麦粉を入れないことに疑問が湧くはずなんですよねえ。

 

 

まあでも、味は悪くはなかったと思います。特別とってもおいしいわけでもなかったけれど。

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右端に見える小鉢は、日本からもってきた乾燥コンブです。

料理の結果があまりに申し訳なかったので、秘蔵食の戸棚から引っ張り出しました。

 

ちなみにこの時期はみんな期末課題に追われています。

なのでデザートは、アイスクリームにチョコレートと謎トッピング(カラーチョコと思いきやパッケージには「フルーティー」とだけしか書いてないやつ)の超簡単なもの。

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楽ちんだけど、やっぱりアイスクリームはおいしいです。トッピングのってるとすごく贅沢感があります。追加料金なかんじというかボーナスの嬉しさというか。

 

料理は失敗したしデザートも大したもの作れなかったけど、私はみんなでキッチンでわちゃわちゃしたり、ひとつのテーブルを囲んでおしゃべりできてとっても楽しくて満足で・・・なんかみなさん、ほんとすみません。

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でも、同じように感じていてくれたら嬉しいなあ、なんて思います。

 

 

ちなみにごはんのあと、人狼ゲームのカードを作りました。(というか私が半ば問答無用でみんなを手伝わせた形です。ますますごめんなさい)

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カードデザイン、ちょっと自信あります。

 

で、何故こんなに役職が多いかというと。

左上の文字、小さいんですけど、見えるでしょうか。

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(あとから日本バージョンも足した写真)

S=スウェーデン版(マーカス監修)
C= 香港版(あいばん監修)
J=日本版
F=フランス版(くれめん居なかったからウィキペディアで調べました)

を指してます。それぞれの国でポピュラーな役職です。

カードを組み替えて、いろんな国のルールで遊べたら楽しいと思って!このアイデアもちょっと自信があります。ぐふふ。

 

でも、今日は人数が足りなくて、ちゃんと機能するのか試せませんでした。

人を集めて遊ぶのが楽しみです!

 

 

そんなわけで今日の日記。

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ニンジャ、残念ながらマーライオンの国にはいないと思います。

ここに来る前シンガポールに住んでいたくれめんは、「だからスウェーデンに来ても、アジア人といるときのほうがなんか居心地良く感じた」と言えるほど、とっても親アジア(この日本語違うかな)。

それでもやっぱり、このへんのイメージはごちゃごちゃみたいです。

 

 

正直に言うと前は私、日本が中国や韓国とか他の国のイメージと一緒くたにされるの好きじゃなかったんです。

舞妓の絵を描いた謎東南アジアのお菓子、中国人シェフのSUSHIレストラン、そういうの見るたび、イラってほどじゃないけれどモヤモヤしていました。

 

それがこの国に来て、毎日ひたすらヨーロッパ人、ときどき中東の人に囲まれて、アジア人はほんとにマイノリティー。

少ない者同士、本能的に固まるんでしょうか。わからないんですけど、とにかくイメージごちゃまぜにされてもそんなに嫌じゃなくなってることに気づきました。

それどころか、「やっぱりそうだよね、私たちって似てるよね、どこか同じだよね」って少し安堵するような気持ちにさえなります。

先生を見て反射的にお辞儀していた韓国人を見かけたり、日本の味とそっくりな中国料理を食べたり、街中でアジア人らしき顔立ちの人(日本人じゃないことがわかっていても)を見かけただけでもちょっとうれしいのと似てるんでしょうか。

 

出身国・地域だけで一括りには語りたくないけれど・・・とりあえず正直に思うことは、全く違う世界のなかに置かれてみてやっと、アジア人(とくに中国・韓国あたり)同士の仲間意識というか、同じところがたくさん見つかった気がします。今まで近すぎたから、違うところばっかり見てたんだなって。

 

えっと言いたいことが迷走してきたので終わります。

また考えがまとまったらメモ代わりに書きます。

 

 

今日も良い日!